技術書同人誌博覧会
Blazor WebAssemblyで即売会特化型レジアプリを作ってみた
同人誌・32ページ・紙・500円
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【書籍情報】
A5サイズ、32ページ、表紙カラー、本文単色オフセット。
書籍巻末のURLよりPDF電子版をダウンロードできます!

【目次】

  • 【特集】即売会特化型レジアプリ「Arcana」の開発秘話
  • Microsoft謹製!新しいフレームワーク「Blazor」とは
  • 作ってわかるBlazorの凄さ! 秒速で作ろう! ToDoアプリ
  • 「ミリしら」でもイキれる! ここを押さえろ!「Blazorのコンポーネント」
  • さよならフォーエバー、IIS。Blob StorageでホストもできるBlazorの可能性
  • Blazorの未来を妄想してみた

【書籍冒頭】
即売会でみんなをいつも悩ませる厄介なアイツといえば、在庫ですよね。コミックマーケットなどの大規模なものから、地方のオンリーイベントまで即売会には多種多様な形態のものがあります。いつどこで行われる即売会においても、在庫はサークル参加者や一般参加者の双方に悩みとして存在しています。

在庫はサークル参加者を苦しめます。サークル参加者は在庫を管理する必要があるからです。どんなサークルでも、本やグッズを頒布するたびに、その数をカウントすることになります。新刊の箱に入っていた紙に「正」の字で記録した経験はありませんか? その頒布数は即売会の終了後、キチンと記録しなおす必要があります。でも、即売会が終わったらすぐに打ち上げに行きたいですよね? そうして、打ち上げに行ったらその紙を無くしてしまい……。目も当てられません。
さらに、現時点での在庫数を知りたいと思うこともあるでしょう。「あと5冊になったら完売にしよ」とか考えていたのに、勢いよく販売していると、「あれっ、全部売ってしまった」なんてことがあるかもしれません。あなたも「自分用の本がなくなってしまった」という嘆きを耳にしたことがあるでしょう。

一般参加者にとっても、在庫は厄介な存在です。お目当ての本が並んでいる途中に完売したという悲劇は、どんな即売会でもリスクとして潜んでいるものです。売り切れちゃうのなら先に買っていたのに……。そんな後悔を防ぐためには、在庫数の情報が公開されていると便利でしょう。Twitterなどで売り切れの可能性を発信してくれるサークルもあります。しかし、その情報を現地で収集することは容易ではありません。タイムラインを気にしながら即売会を回るのは困難でしょう。サークル側でも、こまめに在庫数の情報を発信するのは現実的ではありません。
ここで、登場するのがArcana(アルカナ)です。Arcanaはみんなの「つらさ」を解決します。それは、Arcanaが即売会に「特化した」レジアプリだからです。


https://k-s.booth.pm/items/1836404

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