「Vue.jsもExpressも詳しくは知らないんだけど、テスト駆動（TDD）で開発したい！」という方向けに、次の疑問に答える本です。詳しく細かいことを知らなくても、出来ます♪

• CDN版からVue-CLI版へはどうやって移るの？
• BabelやWebpackは分らないけど、Vue-CLIでもテスト駆動開発できる？
• ExpressのHttpリクエスト自体を、Mocha.jsでテストできる？

バックエンド側にはExpressを利用し「Azure上でそのまま公開できる簡単なWebアプリ」を説明のサンプルに用います。

※一部をサンプル版として下部の「立ち読み」ボタンから参照できます。
※製本版には、PDF版のダウンロード権が付属します。

【目次】
第1 章Vue.js のCDN 版からVue-CLI 版へ移行
　1.1 CDN 版でのWeb アプリから開始
　1.2 Vue-CLI 環境を導入
　1.3 Vue ファイルにまとめる
　1.4 fontawesome の利用（簡易版）
　1.5 公開用のトランスパイル
第2 章Vue-CLI でテスト駆動開発する（TDD）
　2.1 Mocha とChai によるテスト(検証）の仕組み
　2.2 Vue の表示状態をテストする
　2.3 リファクタリングしてファイルを分割する
　2.4 javascript ファイルのみを直接にMocha でテストする
　2.5 sinon.js でmocha する
第3 章Express をWebAPI サーバーとしてTDD する
　3.1 Express でHttp リクエスト（REST API）をMocha で検証する
　3.2 Express でバックエンドとしてのREST API の応答をTDD で実装する
第4 章フロントエンドVue.js とバックエンドExpress を接続してAzure にDeploy する

付録A 詳しくて細かいこと
　A.1 Vue-CLI でのfontawesome の使いかた
　A.2 Vue-CLI のファイル構成と表示のされ方
　A.3 Vue-CLI の標準のUnitTest「Mocha + Chai」とヘルパー関数
　A.4 babel.config.js とは？
　A.5 Express のhttp サーバー上でVue-CLI のファイルを表示する方法
　A.5.1 Vue-CLI のリリースBuild 出力先を変更する
　A.5.2 Vue-CLI ファイルからのREST API アクセス先を変更する
付録B Express フレームワークのAzure 向け導入方法

「JavaScript（Node.js）でテスト駆動開発をやってみよう！実際にWeb アプリを実装して公開してみよう」
を目的とした本です。テスト駆動、つまり「テストを先に書く。後から実装する」です。
本書では「Mocha＋Chai＋Sinonでテストを作成」して、続いて「実際にWebアプリを作るさま」を説明いたします。よくあるテストコードのサンプル「1+1=2」では【なく】、「SQLデータベースに照会して××なら○○する、を検証する」という具体的なテストコードのサンプルを用います。
せっかく作ったWebアプリは公開したので、Azureで公開することを前提にして設計していきます。なお、Webアプリはブラウザベースとし、「Node.js＋Express＋SQLite」で作成します

アプリケーション作成未経験の素人であった筆者が、「スマートフォン向けアプリケーションを、Webブラウザベース簡単に公開する」を達成するまでを解説した本です。
データの保存先にAzureのSQLieデータベースを利用します。「実動作検証にもテストフレームワークを利用しよう」と「先ずは無料プランの範囲で簡単に」がコンセプトです。